2016/12/02
呼吸と姿勢の関係② さいたま市浦和区 メリー整骨院
体内にしっかりと酸素を取り込むには、体幹の筋肉がしっかりと使えていなくてはいけません。
呼吸は、吸息筋の働きで胸郭が広がると、胸郭内の圧力が低くなり、胸郭の広がりに引っ張られて肺も膨らみます(肺の中に空気が入る)。
肺はゴムの様な弾性があるので、広がったらもとに戻ろうとします。
ただし、それだけでは息は吐き切れないので、呼気の後半は呼息筋が働いて空気を肺から押し出します。
肺から空気を押し出した状態でも、肺に空気は残ります。(機能的残気量と言います。)
この肺に残ってしまう量が多くなると、肺は常に過膨脹している状態となってしまうので、呼吸の換気量が少なくなってしまいます。
ちょっとした動きですぐに息切れしてしまいます。
肺の弾性は加齢によって衰えてしまうので、吐き出すための呼息筋は衰えないようにしないといけません。
吸息筋 ⇒ 僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、外肋間筋、横隔膜
呼息筋 ⇒ 内肋間筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腹直筋
吸息筋、呼息筋を見てみると、息を吸う際は体幹の上部、息を吐く際は体幹の下部の筋肉が主に使われています。
ですので、体幹の筋肉は全体的に重要となります。
しっかりと息を吸う、しっかりと息を吐く、と言う行為は、筋肉の働きだけではなく、正しい姿勢が必要となります。
前屈みの巻き肩姿勢では、胸郭が縮まった状態ですので、いくら吸息筋が頑張っても、十分な息は入っていきません。
腰が丸まって骨盤が後ろに倒れた状態では、腹部周囲の呼息筋が十分に働けず、息がしっかりと吐き出せません。
姿勢と言う、体の環境を整えてあげる必要があるのです!
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メリー整骨院
http://merryseikotsuin.com
住所:〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区
常盤4−11−2 倉林ビル102
TEL:048-711-1059
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