足の親指の付け根が痛い 母趾の付け根が痛い ~ 種子骨炎(種子骨障害) ~
○つま先立ちをした時に、足の親指の付け根が痛い
○歩行時、走行時、地面を蹴る際に足の親指の付け根が痛い
○足の親指の付け根を押すと痛い
などの症状がある際に、種子骨炎(種子骨障害)が疑われます。
種子骨は、上の写真にある様に、母趾(親指)と足部の境にあります。
足の裏側から見ると2つあるのですが、それぞれ短母趾屈筋と言う親指を下に曲げる筋肉が走行します。
種子骨の周りには、他の筋肉や腱が集まるので、これらが効率良く動くのを助けています。
(※膝のお皿も種子骨になります。)
陸上競技やバスケットボールなどの走ったりジャンプしたりする競技や、剣道や空手などの踏み込み動作が多い競技にも好発します。
踏み出す際には、足の裏の筋肉群が強く収縮します。
その際に種子骨に掛かる負荷や、地面からの衝撃によってこの箇所で炎症を起こします。
対処法としては、この症状が起こる人は開張足で横アーチが消失していたり、足趾が浮いている“指上げ足”であったりすることが多いので、テーピングやクッションで足のアーチを形成してあげます。
また、ドーナツ型クッションなどを作成して、種子骨に衝撃がいかない様にしてあげます。
種子骨に直接の負荷がいかないようにしつつ、足底部の筋肉を緩めていきます。
先天的に種子骨が横割れしている様な“二分種子骨”という状態の人もいます。
骨折ではありませんので、痛みはおさまります。
種子骨は、足の親指の付け根にありますので、常に負荷が掛かってしまいます。
我慢して、かばっていては、変な歩行になってしまい他の部分に負担がいってしまいます。
異変を感じたら、早目に対処しましょう!
当院でも、テーピングやクッションの作成、競技特性に沿った足の使い方のアドバイスなどをしていきます。
ぜひ、ご来院ください!!
メリー整骨院
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