物を取るなどの動作で肘を伸ばすと痛い ~テニス肘・ゴルフ肘~
日常生活においては、カバンを持ち上げたり、雑巾搾りの動作時に、
スポーツにおいては、テニスやバドミントンなどのラケットを使用するスポーツで
肘の外側から前腕(肘から先の腕部分)にかけての箇所で痛みを生じます。
これが、テニス肘と言います。(正式な病名は、上腕骨外側上顆炎と言います。)
症状が強くなってくると、手首を動かすだけでも痛みが生じます。
生じる原因としては色々な原因があるのですが、一番多いのは前腕(肘から先の腕部分)の筋肉が障害を引き起こしているケースです。
下図の様に、肘の外側には複数の筋肉が付着します。
これらの筋肉は、手首や指を動かしたり、物を握ったりする動作でよく使いますので、酷使されると筋肉の付着部である肘の外側や、前腕部(肘から先の腕部分)に負荷が掛かって痛みが生じます。
この症状は、痛みが強くなってしまうと、なかなか痛みが引かないので早期の対応が大切です!
手は日常生活において使用する頻度が高いので、なかなか安静にすることも出来ません。何か月単位での加療が必要となることが多いです。
加療としては、障害を引き起こしている筋肉の緊張が強くなっていることが多いので、その筋肉を柔軟にしていく事と、場合によっては安静を保つ為に手首を動かない様に固定をしたり、原因の元となっている筋肉に沿ってテーピングをしたりします。
ハイボルト療法による電気治療も効果を発揮します。
また、同じような症状として、肘の外側ではなく、肘の内側で痛みを生じるケースもあります。
これは、ゴルフ肘と言います。(正式な病名は、上腕骨内側上顆炎と言います。)
これも同じく前腕の筋肉が障害を引き起こすことが多いです。
テニス肘が、手の甲側の前腕の筋肉が原因となり、
ゴルフ肘が、手の平側の前腕の筋肉が原因となります。
なかなか症状が治まらなかったり、一度痛みが引いても使うとまた痛みが出たりと、痛みを引かすのに苦労をする症状です。
早期の対応がとても大切ですので、おかしいな!?と思いましたら、ぜひご来院ください!
日常生活での注意点やストレッチをアドバイスしながら早期回復に全力で取り組みます!!
メリー整骨院
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