赤ちゃんを抱っこする時に親指が痛い、手首が痛い ~ド・ケルバン病~
以前にも掲載しましたが、
【 親指や手首を動かすと痛い! ~ドケルバン病~ 】click!!
赤ちゃんがいるお母さんに良く生じる症状で、下図の部分に痛みが生じます。
○親指を動かすと痛い
○手首を動かすと痛い
○赤ちゃんを抱っこする時に痛い
○お茶碗を持つ時に痛い
など。
上図の①②の腱が炎症を起こし、痛みが出てきます。
赤ちゃんの抱っこなどが原因で痛みが出ている場合、抱っこはなかなか回避することが出来なかったり、成長と共に赤ちゃんが重くなってくるので、負担が増し、回復が困難だったりします。
ですので、違和感や痛みを感じ始めたら早期に治療を開始することが大切です!
当院では、
ハイボルト療法(click!)が早期回復に効果的ですので、ハイボルト療法を行っていきます!
そして、日々の負担を減らすために、
テーピング療法(click!)やサポーターを使用します。
また、日々の生活における手の使い方などをアドバイスしていきます。
手の治療ですので、抱っこひもなどで赤ちゃんを抱っこしながらでも治療が可能です。
(実際に、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしながら治療を受けられた患者さんもいます。)
ベビーベッドもありますので、そちらに寝かせながらでも大丈夫です!
ぜひ、お気軽にご相談・ご来院ください!
メリー整骨院
http://merryseikotsuin.com
住所:〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区
常盤4−11−2 倉林ビル102
TEL:048-711-1059
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小児の骨折 不全骨折 若木骨折 竹節状骨折 骨膜下骨折
前回、子供の骨折で『骨端線損傷』を紹介しました。
【 突き指で指が痛い・腫れている・内出血を起こしている 小児の骨折 骨端線損傷 】
骨端線部で起こす骨折の他にも、子供に起こる骨折で特徴的な骨折があります。
それは、
『若木骨折』
『竹節状骨折』
『骨膜下骨折』
です。
若木骨折は、骨が『グニャッ』と曲がったような折れ方をした骨折です。
若木は、乾燥した木の枝などと違って、折り曲げようとすると『ポキッ』といかずに『グニャッ』と曲がります。
このことから、小児の折れ曲がった骨折は『若木骨折』と呼ばれます。
竹節状骨折は、骨の長軸上に圧迫力が加わり、押しつぶされるようにして生じた骨折です。
竹の節のようになることから『竹節状骨折』と呼ばれます。
骨膜下骨折は、骨は離断した状態となっているが、骨を覆う骨膜は切れていない状態の骨折です。
骨は、神経や血管が通っている骨膜と言う膜に覆われています。
小児は骨膜が比較的強く、簡単に切れず無いためにこのような骨折となることがあります。
以上の様に、子供の骨は成人と比べるとまだ柔らかいので、『ボキッ』と折れる事が少なく、特徴的な骨折になります。
また、小児は回復力や自家矯正力が高いため、骨の癒合が早く、多少の転位でも真っ直ぐに矯正されてきます。
ただし、骨端線損傷でも記しましたが、成長障害を起こしてしまうこともありますし、
(【 突き指で指が痛い・腫れている・内出血を起こしている 小児の骨折 骨端線損傷 】 )
旺盛な回復力の為、過成長を起こしてしまう事もあります。
( 過成長:成長が過剰に生じてしまう。下肢の骨などで起こると、左右の脚の長さに違いが出てしまう。 )
小児は、回復力は高いですが、しっかりとした治療を行わないと、後遺症となってしまうこともあります。
当院では、骨折が疑わしい時は、整形外科へ紹介しレントゲン検査を受けて頂きます。
そのうえで、順序立てた治療工程を組み立てていきますので、安心してご来院ください。
(※骨折の場合、ドクターの指示に従いながら治療計画を立てていきます。)
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突き指で指が痛い・腫れている・内出血を起こしている 小児の骨折 骨端線損傷
子供のケガで、
〇突き指して痛い・腫れている・内出血が出ている・動かすと痛い
〇転んで手を着いて手首が痛い・動かせない・腫れている
〇足首を捻って痛い・腫れている・内出血が出ている・足を着くと痛い
etc の場合、骨折も考慮します。
子供の骨は、まだ成長段階のために柔らかく、下図のようになっています。
骨の両端には、骨端線と言って、これから成長をしていく軟骨部分があります。
(必ず両端にあるわけではなく、片側のこともあります。)
骨としてまだ完成されていないので、この骨端線の部分でズレてしまったり、潰れてしまったり、間が離れてしまったり(=離開)してしまいます。
突き指を例に挙げると...
指の骨は、下図の様になっています。
指先にボールがぶつかったりすると...
指先には、下方への急激な力が加わります。
骨の根元の部分には、指先を上に挙げる(指を伸ばす)腱が付着しているので、
骨端線が開いてしまいます。
これは、『骨端線離開』と言う場合です。
前述したように、他にも骨端線が潰れてしまったり、スライドするようにズレてしまったりすることもあります。
状態によっては、成長障害を起こしてしまうこともありますので、放置しない様にしてください!
当院でも、骨端線の損傷が疑わしい時は、整形外科に紹介し、レントゲン検査で確認を取っていただきます。
骨折が疑わしくない場合でも、固定やテーピングなどで早期回復を図り、スポーツなどに早期復帰出来る様にサポートいたします!
突き指と軽く思わずに、お気軽にお問合せ・ご来院ください!!
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転んで手を着き手首が痛い 手を着いてから手首が動かせない 橈骨遠位端骨折
○転倒した際に手を着き、手首が痛い・動かせない
○転倒した際に手を着き、手首が腫れて痛い
○転落した際に手を着き、手首が腫れて痛い
などの際に、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)という骨折が疑われます。
10歳前後の小児や65歳以上の女性に多くみられます。
65歳以上の女性の場合、骨粗鬆症があると軽い転倒でも発生することがあります。
成人でも、スノーボードなどによるスポーツ時の転倒や、交通事故によって発生することがあります。
骨折の程度にもよりますが、外見上、変形がはっきりとわかる場合、腫れはあるけれど変形がそこまででもない場合があります。
また、年齢層によって骨の折れ方が異なり、回復の具合も異なります。
小児では、まだ成長段階ですので骨は完全に出来あがっていません。骨端線と言う、これから骨に成長していく軟骨部分があります。
そこを境にしてズレるように骨折を起こす場合(骨端線離開)と、ぐにゃっと曲がった骨折(若木骨折)、押しつぶされたような骨折(竹節状骨折)を起こします。
☆骨端線離開:骨端線はこれから骨に成長していく部分なので、しっかりと治療をしないと、成長が止まってしまったり(骨端線早期閉鎖)、変形などの成長障害を起こしたりする危険性があります。
☆若木骨折:子供の骨はまだ柔らかいので、ボキッとは折れずに、やわらかい若木を曲げたような感じに折れます。
☆竹節状骨折:若木同様、骨が柔らかいので、ボキッとは折れずに、圧迫力により潰されるようになります。
竹の節のようになるので、竹節状骨折と言います。
骨粗鬆症がある方の場合、骨が弱くなっているので、軽いと思った外力でも折れてしまったり、いくつかの骨片に分かれてしまうような粉砕骨折を起こしてしまうことがあります。
ですので、手術が必要になることもあります。
回復においては、
子供の場合、自身の修復能力が高いため、骨片の整復(折れた骨を元に戻す操作)が多少不完全でも元に戻っていきます。
ただし、それには正しい治療が必要ですので、受診された医療機関の指示をしっかりと守ってください。
高齢者の場合、治療過程においてギプスなどの固定をしますが、手指の拘縮を起こしやすいので、固定をした翌日からでも固定範囲外の指・肩の運動を行っていきます。(固定されていなければ肘も)
指・肩の二次的な機能障害を起こさないためにも、しっかりと行う必要があります。
ギプス固定を外した後も、動きが制限されていた手関節の機能回復の為のリハビリがあります。
手は日常生活において重要な箇所ですので、機能を取り戻すためにも、大変ですがしっかりとリハビリしなければいけません!
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突き指 指が伸びない 指の変形 指の腫れ ~ マレットフィンガー(槌指) ~
野球やソフトボール、バスケットボール、ハンドボールなどの球技でボールを捕球する際にボールが指尖に当たって受傷します。
指の第1関節(DIP関節)が伸びず、おじぎをしているような状態になります。
野球やソフトボールではゴロを捕球する際に、グローブに添えた手をしっかりと反らしておかないとボールが指尖に当たり受傷してしまいます。
キャッチ後の送球に意識が行ってしまうと、グローブに添えた手の反りが不十分になってしまい受傷の原因となります。
単なる“突き指”として軽視してしまうと変形(一番初めの図)が残ってしまいますので、初期治療が大切です。
保存的に治療をするのか、手術的に治療をするのかの選択・判断が必要となります。
損傷は、下の写真の様に3つに分類されます。
Ⅰ型:指を伸ばす伸筋腱の断裂
Ⅱ型:伸筋腱付着部での裂離骨折
Ⅲ型:末節骨(指先端の骨)の関節面に至る骨折
保存療法、手術療法の目安としては、
< 保存療法 >
○伸筋腱断裂(Ⅰ型)
○剥離骨片が小さい(Ⅱ型)
< 手術療法 >
○開放性骨折
○骨片が大きく、関節面の3分の1以上を占める(Ⅲ型)
○第1関節(DIP関節)が掌側(手の平側)に亜脱臼している
指の変形が治るか治らないかは固定をきちんと行っていたかどうかによります。
< 固定期間 >
○保存療法 ⇒ 6~8週間
○手術療法 ⇒ 4週間
固定は長期になり、固定を外した後は、保存療法では第1関節(DIP関節)の屈曲が、手術療法(石黒法)では第1関節(DIP関節)の伸展が制限されているのでリハビリが必要となります。
突き指と言うと、大した症状では無い様に聞こえるかもしれませんが、軽症のものから、靱帯損傷、骨折、脱臼と症状の幅は広くなります。
1週間以内に治るものもあれば、数カ月かかるものもあり、初期に適切な処置をすることが大切です。
腫れや痛み強い、指が伸びない、変形している、内出血が多い、力が入らないなどの場合はすぐに医療機関を受診してください。
(上記症状が出ていない場合でも、ご自身で判断なさらずに念のために医療機関を受診することをお勧めします。)
当院でも、骨折が疑われる時には整形外科に紹介いたします。
早期回復の為にも、早目にご来院・お問合せください!
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手が痺れる!小指・薬指が痺れる!手の平の小指側が痺れる! ~ 肘部管症候群 ~
○手の平の小指側が痺れる。
○小指、薬指が痺れる。
○握力が弱くなった。
○手の筋肉が痩せてきた。
○肘の内側を叩くと小指や薬指の一部、手の平の小指側に痺れが走る
と言った症状の場合、肘が原因となっている場合があります。
“肘をぶつけたりした時に、手の先まで痺れが走った”と言う経験が一度はあると思いますが、この時に痺れを誘発しているのが尺骨神経と言う神経です。
尺骨神経は、肘の内側の骨(上腕骨内側上顆)の後ろを通る形で指先まで伸びています。
この肘内側後方の通り道を肘部管と言い、ここで神経が圧迫されたり牽引されたりして障害が起きます。
その主な原因としては、
○肘部管で、神経を固定している靭帯が何らかの原因によって尺骨神経を圧迫してしまう。
○肘部管にガングリオンなどの腫瘤が出来て、それが尺骨神経を圧迫してしまう。
○加齢に伴う肘の変形によって尺骨神経が牽引されてしまう。
○子供の頃の肘周辺の骨折により肘の変形が起きて尺骨神経が牽引されてしまう。
○野球などで肘を酷使することで変形が起き、尺骨神経に影響を与えてしまう。
などがありますが、変形が起きずとも症状が現れる事もあります。
治療としては、肘の安静と電気療法などの保存療法で経過を見ていきますが、症状が改善しない、筋肉の萎縮が進んでいる、肘の変形が強いと言った場合は手術療法が適用となります。
長く症状を罹患していると治りも良くないので、早い段階で治療を開始することが、症状の改善には欠かせません。
早期発見、早期治療、早期回復を目指しましょう!
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